不動産売買の概要と流れを知ろう

契約内容が不透明な部分があると、後でトラブルになることもあります。

不動産売買において、重要なのが売買契約です。
一般的に、売買する不動産が決まり、重要事項についての説明を受け、売主と買主のあいだで契約条件について合意が成立したら、交わされるものです。
一度契約を交わしてしまうと簡単に解除することができないものであり、極めて重要な契約です。

仲介業者も説明義務はありますが、最終的には自己責任です。
契約する際は、売買契約の知識や流れ、注意点について、あらかじめ知っておくのが望ましいでしょう。

売買契約は、売主と買主のあいだの契約であり、基本的には自由に締結することができます。
どちらかが不利益を被らないように法整備がされているとはいえ、不十分な点もあり、しっかりと自分の目で契約内容を確認しなければなりません。
契約内容が不透明な部分があると、後でトラブルになることもありますから、注意する必要があります。

また、売主が不動産業者の場合がありますが、このケースは宅地建物取引業法により、買主に不利益にならないように配慮されています。
不動産の売買契約では、買主が売主に対して手付金が払われるのが一般的です。
証約手付金、解約手付金、違約手付金、の3種類です。

不動産の売買では、解約手付金が採用されることがほとんどです。
解約手付金とは、支払い済みの金額を放棄したり、売主に払われた手付金の倍を買主に返したりすることで、売買契約を解除できる、というものです。

そして、契約内容に納得して合意したら締結に至るわけですが、このときの流れを知ることが大切です。
売主と買主が面会し、売買契約書を読み上げて、契約内容の最終確認をします。
契約書にお互いが署名、押印して、手付金の支払いを行います。
ちなみに、この手付金は、銀行口座へ振り込みの場合や、小切手で交わされる場合もあります。
このとき、仲介業者に仲介をしてもらってる場合は、仲介手数料を支払うことが多いです。

注意点として、書類の不備など契約手続きに漏れがあると、契約ができなくなります。
関係者に迷惑をかけないように、しっかりと準備しておくことが大切です。
なお、この取引の流れでは、本人確認書類の提示や、職業などの申告が求められます。

前述のとおり、契約をいったん結んだら簡単に解除できないことが、注意点としてあげられます。
例外としては、クーリングオフによる解除や、天災により不動産契約ができない場合、ローン特約の場合、当事者の合意がある場合、などがあります。